ディジタル電子回路 a   Digital Electronic Circuits

文字サイズ 

担当教員
宮本 恭幸 
使用教室
月4-6(S222)  
単位数
講義:2  演習:1  実験:0
講義コード
7125
シラバス更新日
2012年4月2日
講義資料更新日
2012年6月7日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 論理回路の動作を理解する上で必要な基礎理論に習熟した後,各種論理ゲート,ディジタル演算回路への応用について講義する。コンピュータアーキテクチャの基礎となる2進法とそれらを用いた論理関数,および論理回路を組み合わせた演算回路の動作が理解できることを目標とする。
II 2値による情報の表現,ブール代数と論理関数,基本論理回路,トランジスタの2値動作と基本ゲート,組み合わせ論理回路,論理関数の簡単化,組み合わせ論理回路の例,フリップフロップ,フリップフロップの応用,順序回路,順序回路の実現など。

講義の目的

論理回路の動作を理解する上で必要な基礎理論に習熟した後,各種論理ゲート,ディジタル演算回路への応用について講義する。
コンピュータアーキテクチャの基礎となる2進法とそれらを用いた論理関数,および論理回路を組み合わせた演算回路の動作が理解できることを目標とする。

講義計画

01.情報のディジタル表現/スイッチによるディジタル回路/接点回路/ダイオードによる回路例/2値による情報の表現/ベン図
02.ブール代数と論理関数/真理値表/論理回路論理関数の展開定理と標準形
03.組み合わせ論理回路:NAND,NORゲート
04.基本ゲートCMOS回路 インバータと入出力特性 作製プロセス ステッィク図
05. 論理関数の簡単化:カルノー図/ベイチ図
06. 論理関数の簡単化:クワイン・マクラスキー法  
07.半加算器・全加算器・デコーダ/エンコーダ、マルチプレクサ/デマルチプレクサ
08.中間試験
09.フリップフロップ:SR,同期,非同期
10.フリップフロップ:JK,T,D, マスタースレーブ
11.フリップフロップ:レジスタ,カウンタ、エッジトリガ,パスゲートロジック
12.順序回路 状態遷移図,状態割当
13.順序回路の実現;冗長な状態が無い場合の状態 ワンホットコード割当
14.順序回路の実現;冗長な状態が有る場合の状態
15.演習

教科書・参考書等

教科書:藤井信生 『ディジタル電子回路』 昭晃堂 
参考書:一色 剛, 熊澤 逸夫 『論理回路 』 数理工学社

関連科目・履修の条件等

【履修しておくことが望ましい科目】
線形回路

成績評価

演習と試験による.
配点は,演習20点,中間試験40点,期末試験40点

担当教員の一言

ディジタル電子回路は多方面に応用されているので,興味を持って受講されたい.

連絡先(メール、電話番号)

宮本恭幸  メールアドレス:miya@pe.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールにてアポイントメントを取って下さい。適宜,相談に応じます。

このページのトップへ