技術論文(Lゼミ)   Engineering Writing; L Seminar

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担当教員
学科長  各教員 
使用教室
火1-2(S222)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
7185
シラバス更新日
2011年4月8日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:7

講義概要

I 伝えたい内容を相手に正しく理解してもらうために,技術者・科学者として必要な日本語でレポート・論文を書く力,発表・表現する力を身につける。英語と比較しながら,日本語でまとめるとき特に注意すべき点も学ぶ。
II 発表形態と特徴,研究発表と倫理,論文・発表の構成,論文執筆と文章,概要の書き方,図表の作成,スライドとポスターの作成,論文・特許情報の検索,研究発表。

講義の目的

技術者として必要な,日本語による文書作成能力,日本語による発表能力を身につける。

講義計画

【講義計画】
[講義と演習]90分×3回(4月12日、19日、26日)
1. 文章作成の基本則1,文章の校正
2. 文章作成の基本則2,倫理条項,文章の校正
3. 卒論の構成,概要作成

[研究室指導]90分×12回程度
学士論文研究の指導教員が,学士論文研究・発表に向けて以下の内容を中心に研究室で指導する.
1. 図表の作成(3回):典型的な図表を作成し,添削を受ける(凡例,軸目盛りの取り方,軸ラベル,図表キャプションなどに注意)
2. 文献調査・特許調査(3回):東工大図書館の電子ジャーナルなどから,テーマに沿った英語論文入手,複数論文の概要作り,研究動向のまとめなどを行い,文書化する
3. 発表資料作成(3回):10分程度のパワーポイントまたは発表用ポスターを作成する
4. 研究発表(3回):パワーポイントなどにより,質疑応答も含めた発表を行い,評価を受ける
5. 以上について作成した文書等を1つのPDFファイルにまとめて提出(別途連絡)

教科書・参考書等

(1) 知的な科学・技術文章の書き方,中島利勝, 塚本真也著,コロナ社
(2) 木下是雄 『理科系の作文技術』 (中公新書) 中央公論社
(3) 続 考える技術・書く技術 (講談社現代新書 485) - 板坂 元

関連科目・履修の条件等

研究室に配属し,学士論文研究を始めていること.技術者倫理(電気電子)とともに履修することが望ましい.

成績評価

講義および研究室指導を個別評価し,両者ともに基準点に達した場合を合格とする.
講義評価は,講義時間内演習と宿題による.

その他

【達成レベル】
日本語による学術論文の作成や発表ができる。

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