技術論文(Lゼミ)   Engineering Writing; L Seminar

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担当教員
学科長  石井 彰三  各教員 
使用教室
火1-2(S222)  
単位数
講義:0  演習:0  実験:1
講義コード
7185
シラバス更新日
2009年8月4日
講義資料更新日
2009年8月4日
学期
前期  /  推奨学期:7

講義概要

I 伝えたい内容を相手に正しく理解してもらうために,技術者・科学者として必要な日本語でレポート・論文を書く力,発表・表現する力を身につける。英語と比較しながら,日本語でまとめるとき特に注意すべき点も学ぶ。
II 発表形態と特徴,研究発表と倫理,論文・発表の構成,論文執筆と文章,概要の書き方,図表の作成,スライドとポスターの作成,論文・特許情報の検索,研究発表,英語による論文と口頭発表。

講義の目的

技術者として必要な,日本語による文書作成能力,日本語による発表能力を身につける。

講義計画

4月卒業研究配属後に開講する。
[前半の講義] 4回
1. 技術論文の書き方
   実験レポートと学位論文の違い
   技術論文の構成
   技術論文の文体・文章
   学術用語
   論文概要のまとめ方
2. 科学・技術者の順守すべき基本的なルール・倫理
   盗作・無断引用
   データねつ造
   独断的中傷

[研究室指導] 90分×8回程度
学士論文研究・発表を想定して,次の内容を中心に,研究室で実習を行う。
指導は,学士論文研究の指導教員が担当する。
1. 図表の作成(2回)
   研究室でよく使う典型的な図表を例題として,実際に作成させる。
   (凡例,軸目盛りの取り方,軸ラベル,図表キャプションなど)
2. 文献調査・特許調査(2回)
   東工大図書館の Online Journal へのアクセスを実習させ,あるテーマに沿った論文を幾つか download させる。
3. 研究発表(4回)
   口頭発表(研究構想をまとめてpptスライドを作成し発表する)
   ポスター発表(ポスターを作成する場合の注意点など)

教科書・参考書等

木下是雄 (1981) 『理科系の作文技術』 (中公新書) 中央公論社

関連科目・履修の条件等

研究室に配属し,学士論文研究を始めていること。

成績評価

講義受講と研究室指導の状況で成績を評価する。

その他

【達成レベル】
日本語による学術論文の作成や発表ができる。

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