- 担当教員
- 多田 英司
- 使用教室
- 火7-8(W631)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 4211
- シラバス更新日
- 2012年10月1日
- 講義資料更新日
- 2012年9月21日
- 学期
- 後期 / 推奨学期：2
講義概要
化学第一で習った熱力学の知識を使って、相転移、相図、化学平衡など、材料科学に欠かせない相平衡の熱力学について講義する。
講義の目的
熱力学の基礎知識を習得し、材料創成や材料特性評価への応用力を養う。
講義計画
1. ガイダンス、熱力学の基礎事項の復習(1)
2. 熱力学の基礎事項の復習(2)
3. 純物質の物理的な変態(1)：相図と相の安定性，相境界
4. 純物質の物理的な変態(2)：相の安定性と相転移
5. 純物質の物理的な変態(3)：演習
6. 単純な混合系(1)：混合物の熱力学的な記述
7. 単純な混合系(2)：溶液の性質
8. 単純な混合系(3)：活量
9. 中間試験：１～8の内容
10. 相図(1)：相律(1)
11. 相図(2)：相律(2)と2成分系の相図(1)
12. 相図(3)：2成分系の相図(2)
13. 化学平衡(1)：自発的な化学反応と平衡状態
14. 化学平衡(2)：外部条件に対する平衡の応答
15. 化学平衡(3)：平衡電気化学
16. 期末試験：10～15の内容
教科書・参考書等
アトキンス物理化学（第8版），P. Atkins, J. de Paula著、千原秀昭、 中村亘男訳、東京化学同人
4, 5, 6, 7章
関連科目・履修の条件等
化学第一を履修していることが望ましい。
成績評価
・講義内で指示する課題（20%） + 中間試験（40%） + 期末試験（40%）。
・出席点はなし。
・課題は期限厳守。提出が遅れた課題も受け付けるが減点する。
