グローバル理工人入門(理)   Building Global Awareness for Scientists and Engineers

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担当教員
横倉 順治  太田 絵里 
使用教室
火9-10(W241)  
単位数
講義:1  演習:0  実験:0
講義コード
5550
シラバス更新日
2015年9月16日
講義資料更新日
2015年11月10日
アクセス指標
学期
後期  /  推奨学期:2

講義概要

世界のグローバル化に伴い、キャリアの形成に関しても、グローバルな視点を養うことが求められる。本講義では複数の講師による国際社会での活動経験紹介、国内外の事例調査等を通じ、国際性を高め、グローバルに活躍するための能力の基礎を身に着ける。

講義の目的

世界の諸課題へどのように取り組むのか、必要なプロセスや能力、スキル育成の方法等について講師の経験に基づき事例を紹介する。その上でグループワークにより国内外の事例調査を行い、①課題発見・解決力、②異文化理解力、③チームワーク力を身に着ける。これにより、国内のグローバル化を実感した上で、我が国の世界における役割を考察する。

講義計画

本授業は、複数の教員による講義、ゲストスピーカー、グループワーク、発表で構成される。グループワークでは、調査の実践方法やテーマ案を講義し、グループワークの課題を示す。調査は、諸外国に対する理解の向上をテーマとする。そのため、東工大の留学生を通じ、出身国の特徴(課題、又は、アピールしたい点)を発見し、グループワークのトピックを決める。留学生からの情報を基に、トピック資料を収集した上で、その背景、特質を明らかにし、調査対象国の課題解決・発展のための提案を行う。

教科書・参考書等

各講義ごとに適宜配布する。

関連科目・履修の条件等

本年10月に教務ウェブシステムより募集するグローバル理工人育成コースに所属申請を行うこと。

成績評価

グループワークでのパフォーマンス(個別評価)10%   レポートの担当部分(個別評価) 30%   個別感想文(個別評価 30%
レポート全体(グループ全体評価 10%   グループ発表(グループ全体評価) 10%   グループディスカッション(グループ全体評価) 10%

担当教員の一言

現在の我々を取り巻く状況はグローバル化をなくして考えることはもはやできません。今後皆さんがどの分野を専攻するにあたっても、グローバル化を意識することになるでしょう。国際意識醸成プログラムでは皆さんが今後自身の学びを深める中で、グローバル化を感じ、その中で自分の立場をどのように考えるか、今後の学習やキャリア形成の参考となるようなきっかけづくりを行います。そのため、講義では、グローバルに活躍する職業人からの講義や学内の留学生との交流等を通じ、日本と海外の関係や日本が世界の中でどのような存在になるかを議論します。学んだことを自分のものにするために、講義の参加だけでなく、グローバル化と自身の今後等について積極的に考え、調べ、自分の行動と世界はどのようにつながっているのか、また、その事実に対する自分の責任はどうあるべきか等、自分の意見を持つよう心掛けましょう。

その他

本クラスは、クラス1と2に分かれています。履修生は、クラス1か2に所属し、それぞれ合計8回の講義に参加します。それぞれの講義スケジュールは、講義ノートで確認して下さい。

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