電磁気学(地惑)   Electromagnetism (EPS course)

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担当教員
長井 嗣信 
使用教室
火5-8(石2-318)  
単位数
講義:2  演習:2  実験:0
講義コード
5337
シラバス更新日
2015年9月16日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

電磁気学の基礎的な項目について、1年生で学習した内容から初めて、じゅぶんな数学的な基礎の裏付けを基に、学習していく。
1.静電磁場
2.電磁誘導
3.電磁波
4.電磁波の輻射
各項目の中で、必要となる数学は、その都度、復習または導入していく。

講義の目的

静電磁場、電磁誘導、電磁波について、Maxwellの方程式を基礎として、学ぶ。特に、電場と磁場との関係について、理解を深める。

講義計画

クーロンの法則やファアデーの法則から電磁気現象を理解し、Maxwell方程式がどのように導かれるかを示し、逆に、Maxwell方程式(+ ローレンツ力)によて、すべての電磁気現象が理解できることを、学ぶ。必要な数学については、随時、説明や復習をおこなう。また、講義と演習を一体として、進めていく。

教科書・参考書等

朝倉書店 現代物理学「基礎シリーズ」3 電磁気学  中村 哲・須藤彰三 著

その他の教科書・参考書については、授業で提示する。

関連科目・履修の条件等

特に条件ではないが、1年生の数学・物理学の各教科、2年生前期の物理学の各科目や物理数学を受講しているものとする。

成績評価

講義については、年度末に試験を行う。演習については、求められたレポートは、成績の対象となる。

担当教員の一言

電磁気学は物理学の基礎の1つであり、それ自体、学習することが重要であるが、他の物理学の領域を学ぶ上でも、有用な考え方や数学的手法などが学べる。

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