地球惑星科学科生を対象とする力学・解析力学の講義・演習である。
1. 現代物理学の基礎となる解析力学の概念と手法を理解し、一般化座標を用いた力学に慣れる。
2. 具体的な問題演習を通じて、力学・解析力学を道具として扱う実践力を身につける。
2014年度は2部構成で授業を行う。第1部では解析力学を講義中心に行い、第2部では演習書を用いて力学全般の問題演習を行う。問題演習では解析力学の手法を用いた解き方もできる限り紹介していく。
第1部 解析力学 (5週)
- ラグランジュ力学
- 束縛運動
- 解析力学における保存則
- ハミルトン力学
第2部 力学演習 (10週)
- 運動方程式の解法
- 中心力
- 回転座標系での運動
- 質点系の力学
- 剛体の力学
次の演習書を教科書として使用する。
今井功ほか, 演習 力学 [新訂版], セミナーライブラリ物理学2 (サイエンス社)
物理学Aを履修済みであることを前提とする。物理数学(地惑)の履修を推奨する。
課題の提出および試験によって評価する。
【講義室が I124 に変更になりました】