宇宙地球化学   Geochemistry and Cosmochemistry

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担当教員
横山 哲也 
使用教室
月5-6(石2-318)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5314
シラバス更新日
2014年4月15日
講義資料更新日
2014年3月18日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

太陽系における物質の進化,プロセスとそのタイムスケールについての基礎を学習する。

講義の目的

我々の太陽系は今から約46億年前につくられた。本講義では太陽系形成時に生じた様々な現象やその後の地球進化について、元素や同位体という「化学的トレーサー」に着目し、ひもといていく。

講義計画

【基礎編】
元素と同位体
元素の起源
年代測定法
同位体分別
隕石学
機器分析技術

【応用編】
先太陽系を知る
太陽系の起源
太陽系の化学組成
惑星の化学
初期地球と同位体

教科書・参考書等

講義ごとにプリントを配布する。指定教科書はないが、以下の書籍を参考書とする。

野津憲治 著 「宇宙・地球化学」 (朝倉書店)
海老原充 著「太陽系の化学-地球の成り立ちを理解するために」(裳華房)
松田准一・圦本尚義 編 「宇宙・惑星化学(地球化学講座 2)」 (培風館)
岡村定矩 編 「人類の住む宇宙 (シリーズ現代の天文学 第1巻)」 (日本評論社)

関連科目・履修の条件等

とくになし

成績評価

レポート及び試験

担当教員の一言

宇宙地球化学の醍醐味は、天然試料の化学分析を通じて、過去、あるいは現在進行中の様々なイベントに関する直接的証拠を自ら手にすることができる点に尽きます。地球惑星科学の研究を志す上で必須となる基礎的情報を伝えることを目標とします。

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