地球惑星科学科生を対象とする力学・解析力学の講義・演習である。
(1) 現代物理学の基礎となる解析力学の概念と手法を理解し、一般化座標を用いた力学に慣れる。
(2) 具体的な問題演習を通じて、力学を道具として扱う実践力を身につける。
1. ラグランジュ力学の導入
2. 保存則
3. 中心力場のもとでの運動
4. 振動論
5. 回転座標系での運動
6. 剛体の運動
7. ハミルトン力学の導入
教科書は指定しない。
参考書として以下を挙げる。
阿部龍蔵「力学・解析力学」 岩波基礎物理シリーズ1 (岩波書店)
今井功ほか「演習 力学」 セミナーライブラリ物理学2 (サイエンス社)
物理数学(地惑)の履修を強く推奨する。
課題の提出および期末試験によって評価する。