地惑実験   Laborartory in Earth and Planetary Sciences

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担当教員
各教員  綱川 秀夫  上野 雄一郎  横山 哲也  大森 聡一  岡元 太郎  松島 政貴 
使用教室
月5-8  火5-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:4
講義コード
5322
シラバス更新日
2011年4月8日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 地球惑星科学の目標・倫理について解説した後,地球惑星科学に必要な物理,化学的実験技術の基礎を学ぶ。
II 次のようなテーマの実験を行いレポートを提出する。電子回路,地球化学,偏光顕微鏡,安全・環境等。

講義の目的

地球と惑星の科学研究を行うための実験手法の基礎を修得する。

講義計画

1.ガイダンス
実験の進め方、各実験の内容等について述べる。
2.安全環境
近年、地球環境保護に対する社会的要請が高まり、新たな法規制が立案・施行されはじめた。大学も例外ではなく、教育・研究活動を進める上での環境・安全対策に対して、厳密な法規制を受ける。本講義では、大学内での我々の研究活動を通じて、潜在的にどのような危険が潜んでいるのか、あるいは具体的にどのような法規制を受け、それらの法規制がどのような理由に由来するのか、等を分かりやすく紹介する。また、より具体的に安全対策を理解修得するために、少人数グループ毎に研究室を訪問し、どのような設備にどのような潜在的な危険性があり、さらにどの ような安全対策が施されているかを見学する。さらに、安全・環境に対するより広い見地を修得する目的で、履修者一人ひとりに対して、安全・環境に関する課題を与え、調査発表会で発表してもらう。
3.電子回路
地球惑星科学にとって基礎となる電子回路(ディジタル回路・アナログ回路)実験の実行
ディジタル回路:2回/アナログ回路:3回/応用回路:4回
4.地球化学
地球化学にとって基礎となる実験の計画・実行
5.偏光顕微鏡
偏光顕微鏡を用いた岩石薄片の観察を通した岩石学入門。毎回,実験終了後にレポートを提出する。最終回は実技試験。
第1ラウンドでは全員が安全環境実習を受講する(6回)。第2および第3ラウンドでは、3、4、5のテーマから2つを選択して、9回ずつ実験を行う。

教科書・参考書等

特になし

関連科目・履修の条件等

必修科目

成績評価

テーマ毎にレポートを提出、または試験を受験し、各テーマで合格点を取る必要がある。安全環境実習を25点満点、他の2つはそれぞれ37.5点満点とする。

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