宇宙化学   Cosmochemistry

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担当教員
横山 哲也 
使用教室
火3-4(I122)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5314
シラバス更新日
2010年3月26日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

太陽系における物質の進化,プロセスとそのタイムスケールについての基礎を学習する。

講義の目的

地球や我々の体を構成する元素は、全てビッグバンとそれ以降の星の進化過程で合成された。この元素合成に端を発する太陽系の歴史を、元素や同位体という化学的トレーサーに着目してひもといていく。

講義計画

● 元素の起源
● 太陽系の元素組成
● 隕石学
● 太陽系の同位体組成
● 初期太陽系年代学

教科書・参考書等

講義ごとにプリントを配布する。指定教科書はないが、以下の書籍を参考書とする。

海老原充 著「太陽系の化学-地球の成り立ちを理解するために」(裳華房)
松田准一・圦本尚義 編 「宇宙・惑星化学(地球化学講座 2)」 (培風館)
岡村定矩 編 「人類の住む宇宙 (シリーズ現代の天文学 第1巻)」 (日本評論社)

関連科目・履修の条件等

とくになし

成績評価

出席,レポート及び試験

担当教員の一言

宇宙化学の醍醐味は、惑星物質の化学分析を通じて、過去に生じた様々なイベントの直接的証拠を自ら手にすることができる点に尽きます。宇宙化学に限らず、地球惑星科学の研究を志す上で必須となる基礎的情報を伝えることを目標とします。

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