地球惑星電磁気学   Earth and Planetary Electromagnetism

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担当教員
綱川 秀夫  長井 嗣信 
使用教室
木3-4(石2-318)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5312
シラバス更新日
2010年9月20日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

地球惑星および太陽系空間での電磁気的およびプラズマ現象について理解をする。次のようなトピクスを取り上げる。
惑星の磁場,現在の地球磁場,地磁気時間変動
太陽,太陽風,太陽風と惑星磁気圏の相互作用,オーロラ

講義の目的

地球および多くの惑星さらに太陽は、磁場を持つ天体である。それら惑星間の空間は、太陽風という磁場をもつプラズマ(イオンと電子)により満たされている。このような系においては、多様な電磁気現象が起きている。この講義では、前半に惑星内部起源の磁場の性質について学び、後半で太陽風と惑星との相互作用としての各種の電磁気現象について学ぶ。多くの現象の説明より、いくつかの現象にしぼり、その物理過程の理解をすることをめざす。

講義計画

1. 現在の地球磁場
2. 地磁気ガウス係数
3. 地磁気時間変動
4. 地磁気双極子仮説と大陸移動
5. 宇宙プラズマの記述体系
6. 太陽活動
7. 太陽風
8. 惑星磁気圏のダイナミクス
9. 原始惑星系円盤の物理

教科書・参考書等

特になし

関連科目・履修の条件等

関連科目=電磁気学、物理数学、地球惑星物理学序論、宇宙プラズマ物理学など

成績評価

関連科目=電磁気学、物理数学、地球惑星物理学序論、宇宙プラズマ物理学など

担当教員の一言

地球および惑星での多様な電磁気現象に触れるだけでなく、どのような物理過程が働いているかを知り、地球惑星物理学を理解するとはどのようなことかを考えてほしい。

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