I 太陽系および宇宙におけるプラズマ現象を理解するためのプラズマ物理学への入門。
II プラズマの概念,電磁場中の荷電粒子の運動,プラズマの流体的取り扱い,プラズマ中の波動。
宇宙空間物理学(Space Physics)や天文学を学ぶ上で必要な初歩的なプラズマ物理学のなかの諸概念を理解。
特に、与えられた磁場や電場の中での荷電粒子の運動(プラズマではない)、電磁流体力学(MHD)について、理解する。
1.プラズマとはなにか
2.粒子的なとりあつかい
3.放射線帯の粒子の運動
4.流体的なとりあつかい
5.電磁流体力学 MHD
6.プラズマ中の波動現象
プラズマ物理入門 F.F.Chen 内田 訳 丸善 4,200円
基礎の部分については、どの教科書もほぼ同様で、自分で好きなものを選んでよい。
なし。
しかし、最低限、電磁気学、物理数学、流体力学を履修しておくことが望ましい。
授業の進展にあわせて、適宜理解を深めるためのレポートを課す。
このレポートをすべて提出することを求める。
このテキストにあげた本は、アメリカの代表的教科書であり、わかりやすく書かれている。
この本を、完全に理解することができれば、かなり実力がつく。
基本的なことのみで実際の現象への詳しい応用は大学院で行うことにする。