物理化学第一に続き、地球惑星科学を学ぶ上で必要となる物理化学の基礎を講義する。
本講義では化学における平衡と自発的変化の理解を目指し、熱力学を中心に学習する。
● 気体分子運動論
● 熱力学第一法則~第二法則
● 純物質と混合物
● 化学平衡
● 太陽系の凝縮モデル
アトキンス物理化学(上)第8版(東京化学同人)を指定参考書とするほか、プリントを配布する。
地球惑星物理化学第一を履修していることが望ましい。
出席、試験を中心とする
物理化学第一では微視的な系を取り扱ったが、本講義では物質の巨視的な性質を取り扱う。
また、より大きな系への応用として、初期太陽系で生じた元素の凝縮プロセスについても
言及する予定である。