地球惑星物理化学実験   Laboratory in Physics and Chemistry of Earth and Planetary Materials

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担当教員
大森 聡一  高橋 栄一  廣瀬 敬  舘野 繁彦 
使用教室
月5-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:2
講義コード
5324
シラバス更新日
2009年9月28日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

地球惑星内部物質の合成,X線回折法による結晶構造の同定,電子顕微鏡を用いた組織観察と化学分析,等の実験を行い,物質科学,惑星科学における重要な実験技術について学ぶ。

地惑応用実験(Advanced Laboratory in Earth and Planetary Sciences

講義の目的

岩石・鉱物の人工的な合成と分析・解析の基本的な手法について実験実習する。合成に用いる抵抗加熱炉などの合成装置や分析に用いる電子顕微鏡・X線回折装置については、地球惑星物質科学のみならず材料研究においても広く用いられている重要な装置である。これらの装置や分析の原理も学習する。

講義計画

マグマが冷えて固まる時や高温高圧の溶液中で,化学組成、冷却速度や酸化還元条件が異なると、生成する火山岩や固溶体鉱物にはどのような違いが生まれるだろうか。実験では、試薬を混合し,高温炉などにより火山岩や固溶体鉱物を合成する。化学組成、冷却速度や酸化還元雰囲気を変えて複数回合成実験を行う。合成した岩石・鉱物のミクロスケールの組織や結晶の違いを電子顕微鏡とX線回折装置によって調べることにより、その違いが生じた原因を考察してもらう。

教科書・参考書等

特になし

関連科目・履修の条件等

特になし

成績評価

レポートおよび出席状況

担当教員の一言

地球を構成する物質を自分たちの手で作り出して、実験地球科学というものを楽しん でもらいたい。

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