地球惑星物理化学第一   Physical Chemistry for Earth and Planetary Science I

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担当教員
河村 雄行 
使用教室
木3-4(石2-318)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5075
シラバス更新日
2009年7月30日
講義資料更新日
2009年7月30日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

地球惑星科学を行うための基礎としての物理化学の講義を行う。
原子の電子構造から分子構造へ,化学結合,分子の性質,分子間相互作用と分子集合体

講義の目的

地球科学・惑星科学を学習していく上で必要な物理化学の基本を講義する。物質の構造や性質を理解するために、化学結合の本質を理解する

講義計画

・原子の電子構造と周期律
・分子の化学結合の基本:ルイス式から分子軌道へ
・2原子分子:等核2原子分子
・2原子分子:異核2原子分子
・多原子分子
・原子核の運動:特に分子振動
・ケイ酸塩などの鉱物における化学結合
・原子・分子集団系:分子シミュレーションを用いると
・地球環境と化学物質・鉱物

教科書・参考書等

関一彦著「物理化学」化学入門コース2、岩波書店
(ボーアモデルまでは読んでおくこと:20ページまで)
および、演習のプリント

関連科目・履修の条件等

1年生科目である化学第一かその相当科目を履修していることが強く望まれる

成績評価

演習問題の発表・レポート・小テスト、および試験

担当教員の一言

地球惑星科学の実際的な研究に活用・応用できるための、「基礎理論から理解する化学」の講義を目指します。

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