ORの理論   Topics on Operations Research

文字サイズ 

担当教員
三好 直人  石﨑 文雄 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5524
シラバス更新日
2015年9月30日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

大偏差理論 (Large deviation theory) は,大数の法則,中心極限定理とともに,確率論における有益で重要な極限定理です.講義では大偏差理論の基礎を紹介し,その応用をいくつか説明します.一方,情報理論 (Information theory) は「通信において,究極的にはどこまでの伝送速度を達成できるのか?」という根源的な問いに答えるための理論です.このことから,情報理論は通信のための理論であると考えることができますが,実際には様々な分野の諸問題と深く関連した広大な広がりを持った理論です.講義では情報理論の基礎を紹介し,その応用をいくつか説明します.

講義の目的

大偏差理論,情報理論とその通信ネットワークへの応用について理解する.

講義計画

・大偏差理論の概要
・大偏差理論の応用 (実効帯域理論,通信ネットワークの性能評価・制御・設計への応用等)
・情報理論の基礎
・情報理論の応用 (無線通信ネットワークへの応用等)

教科書・参考書等

要望があれば講義中に紹介する.

関連科目・履修の条件等

必要に応じて説明予定ではあるが,確率や統計の基礎知識について理解していることが望ましい.

成績評価

講義最終回に試験を実施する.

このページのトップへ