情報科学総合演習・実験   Advanced Exercises and Experiments in Information Sciences

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担当教員
各教員 
使用教室
月5-6(W834)  木7-8(W834)  金1-2(W834)  
単位数
講義:0  演習:1  実験:1
講義コード
5540
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義の目的

情報科学は,その性格上発想の異なる複数の分野を包含している.理論的色彩の強い分野もあれば,実験的色彩の強い分野もある.概念構成を大切にする分野もあれば,応用的色彩の強い分野もある.
このことに対応して,情報科学科の各研究室でなされている研究には,大きなバラエティーが見られる.
情報科学を全体として理解するためには,そのどれかを選んで,深く体験してみることが必要である.最終的には全体像をつかむための例題として,完全でないとしても,一度は具体的に,一定の枠の中で何かを生み出そうとしてみることが不可欠である.
そのように情報科学のいずれかの分野で具体的体験をし,何かを生み出そうと努力するための場として,別項の学士論文研究がある.情報科学総合演習・実験は,それに先立ち,情報科学の分野をやや深く理解するための手助けをすることが目標である.

講義計画

この科目は,
第1ラウンド第1週~第5週
第2ラウンド第6週~第10週
第3ラウンド第11週~第15週
にわけて実施される.その中で,できるだけ有効に分野を選んでほしい.そこで情報科学科の研究室を,発想に基づいて便宜的に3分野に分割し,そのうちから少なくとも2分野を経験してもらうことにしている.
分野は次の通りである.
M分野数学的発想を中心とする研究室
O分野応用を中心とする研究室
C分野計算機科学関係の研究室
学期のはじめには全員に集まってもらってガイダンスを行い,その席で希望を募り,相談の上で研究室を決定する.あまり人数が偏ることは望ましくないので,若干の調整をすることもある.
理論的研究室では輪講,実験的研究室では実験が中心となる.応用的研究室では,野外調査を行うところもある.具体的内容は,ガイダンスの席で説明する.
時間割には週2回の枠を用意してある.これは研究室によって演習・実験の様態が異なることを考慮したものである.学習申告の際には両方の枠を申告しておくことが必要である.

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