確率と統計第二   Probability and Statistics II

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担当教員
間瀬 茂 
使用教室
金3-6(W833)  
単位数
講義:2  演習:2  実験:0
講義コード
5518
シラバス更新日
2011年9月20日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4,8

講義概要

I 数理統計学の基礎的諸概念を数えることを目標としている。
II 統計的決定理論,統計的推定論,仮説検定論,回帰分析理論。

講義の目的

講義では数理統計学の基礎的諸概念を、過度に数学的になり過ぎない範囲で厳密に講義する。演
習ではランダムデータの統計解析で必要となる基本的計算の訓練と、講義で取り上げられた話
題の理解を深める演習問題を解く。

講義計画

1. ランダムデータと統計学
2. 統計的決定理論
3. 推定、検定、回帰理論の基礎概念
4. ネイマン・ピアソンの定理と統計的検定問題
5. 最小自乗法と回帰分析
6. 最尤原理と最尤推定量

教科書・参考書等

稲垣宣生著「数理統計学」裳華房、およびプリント

関連科目・履修の条件等

確率と統計第一を履修していることが望ましい. 少なくとも確率論のある程度の知識が不可欠
である.
重複申告は過去に同じ科目を申告し、単位未取得の場合に限る。その際、講義への出席は不要であるが、演習への毎回の出席及び最終試験の受験は必須である。

成績評価

平常点とレポート(講義および演習で別個に提出)、及び最終試験の成績による.

担当教員の一言

ランダム現象の背後にある法則性を記述する数学が確率論です。統計学は、個々の具体的なラ
ンダム現象(データ) を支配する確率法則を特定する方法を与えることにより、データの持つ真
の情報を取り出し、活用するための道具です。

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