I オペレーションズ・リサーチにおける種々のモデル解析およびその基礎となる数理解析手法について講義を行なう。確率と統計第一,計画数学第一などの講義を履修していることが望ましい。
II 混雑現象と待ち行列,シミュレーション,信頼性,性能評価など。
オペレーションズ・リサーチにおける種々のモデル解析,とくに確率的モデル解析について,理論と応用のバランスを取りながら講義を行う.
1. 待ち行列(1): 図で考える待ち行列
2. 待ち行列(2): 等間隔運転は待ちを減らす
3. 待ち行列(3): ランダムネスと待ち時間
4. 待ち行列(4): ネットワークとコントロール
5. ランダム・ウォーク(1): 1 次元の対称ランダム・ウォーク
6. ランダム・ウォーク(2): 1 次元の非対称ランダム・ウォーク
7. ランダム・ウォーク(3): 2 次元の対称ランダム・ウォーク
8. ランダム・ウォーク(4): 3 次元の対称ランダム・ウォークと再帰確率
9. シミュレーション: 評価尺度を求めるシミュレーション・様子を調べるシミュレーション
10. 信頼性(1): システムの信頼性
11. 信頼性(2): ネットワークの信頼性
12. リスク分析(1):
13. リスク分析(2)
14. モデル化の例
参考書等
基本的にプリントを用意する.ただし,次の本は参考になるかもしれない.
・ 高橋幸雄・森村英典「混雑と待ち」, 朝倉書店, 2001
確率と統計第一,第二,計画数学第一を履修していることが望ましい.
数回のレポートにより評価する.