I 計算機科学の基本概念を解説する。またプログラミングの基礎的手法を説明し実習を行なう。
II 手続きによる抽象(プログラムの要素,再帰と繰返し,高階手続きによる抽象),データによる抽象(データ抽象とは,階層的なデータ構造と閉包性,並びの表現,図形言語,記号データ,汎用的な演算),標準部品(代入,評価の環境モデル,変更できるデータによるモデル化,並行性,ストリーム),科学技術者倫理とセキュリティについて解説する。実習では,種々の課題について,Scheme言語によるプログラムを書くことにより,プログラミングの手法を修得させる。