I 離散構造を知ることを目的とし,数え上げの手法,組合せ的方法について述べる。集合と位相第二,代数系,複素解析,解析概論第一を履修しておくことが望ましい。
II 組合せ理論,グラフ,多面体,複体。
初等整数論や数え上げの手法のいくつかと,グラフなど複体の初歩について講義する.
1. 初等整数論
2. 母関数
3. M¨obius の反転公式
4. Polya の定理
5. グラフ,多面体,複体
参考書等
参考書として次のものをあげておく.
・ 木田裕司,「初等整数論」,朝倉書店
・ 根上生也,「離散構造」,共立出版
・ ロナルド・L. グレアム他著,有沢他訳,「コンピュータの数学」,共立出版
集合と位相第一第二,代数系,複素解析, 解析概論第一を履修しておくことが望ましい.
試験(中間・期末) の成績による.