地球化学   Geochemistry

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担当教員
野上 健治  寺田 暁彦 
使用教室
月1-2(H101)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5437
シラバス更新日
2015年10月1日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:6

講義概要

野上健治(10-12月)
地球上で起こる諸現象の一つである火山現象などを物質の化学的な側面から理解する。


寺田暁彦(1-2月)
マグマの上昇,噴火,噴出物の運搬といった一連の火山現象を扱う予定です.熱と水をキーワードに,簡単な物理も用いながら解説するほか,人間社会への影響についても議論します.火山現象に馴染みのない学生を想定して,映像や図表を用い,具体的な事例を挙げながら講義を進めます.現象の仕組みを理解することに重点を置き,専門用語の暗記を重視しません.小テストまたはレポートに基づいて成績評価を行います.

講義の目的

地球上で起こる諸現象の一つである火山現象などを物質化学的・熱的な側面から理解する。

講義計画

野上
・マグマと揮発性成分
・火山活動の化学的モニタリング
・火山ガス災害
・熱水活動
・温泉の形成

寺田
・火山噴火のメカニズム
・噴煙と火砕流
・火山の恵みと破壊

<講義予定>
日程は次の通りですが,2015年12月中に改めてをお知らせします.
・2016/1/4(月) 休講
・2016/1/12(火) 後半第1回
・2016/1/18(月) 第2回
・2016/1/25(月) 第3回
・2016/2/1(月) 第4回
・2016/2/8(月) 第5回
成績評価のために,第5回終了時にレポート課題を出します.
また,講義時間内での小テストを行う可能性があります.

教科書・参考書等

松尾 禎士 監修 「地球化学」(講談社)

関連科目・履修の条件等

地球環境化学特論
火山学

成績評価

レポート提出または試験を課す

担当教員の一言

火山現象を理解する「カギ」は,地下からもたらされた物質そのものにあることと火山が総合科学の実験場であることを理解してもらいたい。

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