実験を通して無機・分析化学分野の基礎知識を理解するとともに、実験の基本操作を習得する。
化学課程の学生を対象として、実験を通して化学各分野の基礎知識を理解し、実験の基本操作を修得することを目的とする。
1. 化学実験を安全に行うために
2. 地球環境と調和した化学実験を行うために
3. 硫酸銅の合成と再結晶
4. 錯塩の合成([Co(NH3)5Cl]Cl2)
5. 複塩の合成(CuSO4・(NH4)2SO4・6H2O等)
6. 重量分析(銅イオンの定量)
7. 酸・塩基(中和滴定)
8. 酸化・還元滴定(過マンガン酸カリウムによる鉄(Ⅱ)の定量、チオ硫酸ナトリウムによる銅の定量)
9. クロムイオン錯体の分離と分光測定
化学科無機・分析化学部門編 「無機・分析化学実験」
「化学基礎演習第一」を同時に履修すること。
出席・授業態度、及びレポートにより評価する。
化学基礎実験第一および化学基礎演習第一は化学科の必修科目であり、初回のガイダンスを含め全ての実験および演習に出席することが単位取得の必須条件である。
「化学基礎演習第一」と一体のものとして実施するため、「化学基礎演習第一」の時間に本実験を行うこともあるので、注意すること。理学部化学科の学生は必修であるので、必ず履修すること。