量子力学第一に引き続き、角運動量と中心力ポテンシャルのもとでの運動、スピン、散乱問題について論ずる
量子力学第一をもとに、量子力学のより進んだ事項に付いて学ぶ。
3次元の運動、角運動量とスピン、散乱問題が主な内容である。
1.3次元のシュレーディンガー方程式
2.中心力場中の運動
3.角運動量
4.球面調和関数
5.スピン
6.角運動量と回転対称性
7.微細構造
8.角運動量の合成
9.クレブシュ・ゴルダン係数
10.散乱断面積
11.部分波展開
12.散乱行列
13.ボルンの公式
14.ラザフォード散乱
[教科書]
特に指定しない
[参考書]
J.J. Sakurai 現代の量子力学 吉岡書店,メシア 量子力学 2,3 東京図書
量子力学第一を履修したことを前提として講義する。
量子力学演習第二も同時に履修することが望ましい。
試験によって評価する
特になし