Ⅰ 物理数学第一に引き続き、物理学を学習するための基礎知識として基本となるべき重要な数学の講義を行う。
Ⅱ 1.フーリエ積分とフーリエ変換 2.特殊関数 3.偏微分方程式の境界値問題 4.ラプラス変換
フーリエ積分とフーリエ変換,偏微分方程式,特殊関数,およびラプラス変換を学ぶ
1.フーリエ積分とフーリエ変換 (2回)
2.特殊関数 (7回)
3.偏微分方程式の境界値問題 (4回)
4.ラプラス変換 (2回)
講義ノートを配布する。参考書は以下の通り。
Fourier Series and Boundary Value Problems (Brown and Churchill 著,McGraw Hill Higher Education)
応用数学講義(堀口剛・海老澤丕道・福井芳彦 著,培風館)
電子情報系の応用数学(田中和之・林正彦・海老澤丕道 著,朝倉書店)
基礎物理数学 第1巻-第4巻(アルフケンおよびウェーバー著,講談社)
物理のための応用数学 (小野寺嘉孝著,裳華房)
解析概論 (高木貞治著,岩波書店)
物理数学第一を履修していることが必要である。物理数学演習第二の履修を前提として話を進める。 物理学科外からの履修希望者については,個別に可否を判断する。
中間試験と期末試験を主とし,平常点も加味する。
学ぶべき事柄がやや多い科目ですが,どの項目も物理の各分野で必要になる内容ですのでしっかり勉強してください。質問や議論は常に歓迎します。アポなし訪問もOKです。ただし,在室してないこともよくありますのでご注意ください。