現代物理学序論第二   Introduction to Modern Physics II

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担当教員
久世 正弘  金森 英人 
使用教室
火5-6(W641)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5056
シラバス更新日
2013年9月20日
講義資料更新日
2013年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

I.現代物理学序論第一に引き続き、現代物理学の基礎概念となっている「対称性」及び「Unification」の基礎を解説する。
II.
(前半)1.物理学における対称性 2.群論の基礎 3.線形応答理論
(後半)1.自然のスケール、エネルギーのスケール 2.場の考え、力の統一 3.時空とは何か、次元とは何か 4.素粒子・原子核・宇宙分野の最前線研究

講義の目的

現代物理学は、素粒子・原子核・原子・分子のミクロの世界から結晶や生物を含むマクロな物質、そして宇宙の構造に至るスケールの大きな研究分野である。本講義ではそれらの各論に入る前に知っておくべき自然の摂理や背景に潜む原理について解説する。「対称性」と「統一」を二本柱とし、研究分野の発端から現在の最先端研究との関連までを説き、実験物理学の重要性を認識してもらう。

講義計画

前半(金森)
1. 物理学における対称性
2. 群論の基礎
3. 線形応答理論
後半(久世)
1. 自然のスケール、エネルギーのスケール
2. 場の考え、力の統一
3. 時空とは何か、次元とは何か
4. 素粒子・原子核・宇宙分野の最前線研究

教科書・参考書等

授業中に指示する。必要に応じプリントも配布する。

関連科目・履修の条件等

並行して開講されている量子力学、統計物理学、物理数学も深い関係があるのでよく勉強してください。

成績評価

出席、質疑応答、小レポート、最終レポート等により評価する。

担当教員の一言

質問を歓迎します。実験物理の面白さ、重要性を学んでほしい。

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