熱・統計力学第一   Thermodynamics and Statistical Mechanics I

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担当教員
村上 修一 
使用教室
木3-4(W241)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5043
シラバス更新日
2012年9月21日
講義資料更新日
2012年9月21日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

I マクロな物体の性質がミクロな構成粒子の法則からどのように導かれるかを説明する。第一では、統計力学の基礎概念原理を、熱力学との関連を意識しながら解説する。
II 1.統計力学とは 2.確率論入門 3.量子論からの準備 4.平衡統計力学の基礎 5.カノニカル分布の基本的な応用 6.格子振動と結晶の比熱 7.電磁場と黒体輻射

講義の目的

日常目にする物体は、多数の構成粒子(原子・分子など)からなっている。このような巨視的(マクロ)な物体の性質を構成粒子の微視的(ミクロ)な運動から導こうとするのが統計力学である。 本講義では,確率論や量子力学を基礎にして統計力学の概念を導入したのち、具体例について解説する。

講義計画

1.統計力学とは
2.確率論入門
3.量子論からの準備
4.熱力学の概要
5.平衡統計力学の基礎
6.基本的な応用例
7.格子振動と結晶の比熱
8.電磁場と黒体輻射

教科書・参考書等

配布物による。

関連科目・履修の条件等

同演習の履修を前提とする。

成績評価

期末試験で行う。必要に応じ授業中に課題を出題し、その成績を加味する。

担当教員の一言

積極的な授業への参加を歓迎します。

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