I 現代物理学の基礎である相対論と量子論への序説である
II 特殊相対論、及び量子論入門
現代物理学の出発点となった特殊相対論と量子論について入門的な講義を行なう
I.特殊相対性理論入門
1.古典力学と古典電磁気学
2.ローレンツ変換
3. ミンコフスキー空間
4.ローレンツ変換に従う時空の性質
5.運動量と質量と運動方程式
6.4元ベクトルと運動方程式の共変形
II.量子論
1.光の粒子性とエネルギー量子
2.電子の波動性と不確定性原理
3.ボーアの原子模型と前期量子論
4.シュレディンガー方程式
5.1次元定数ポテンシャル系の境界値問題
講義ノートを配布する。
参考書は、
・「相対性理論30講」(戸田盛和著、朝倉書店)
・「量子力学I」(坂井典佑著、培風館)など
1年次の物理と数学を履修し理解していること
期末試験を主とし、授業中に出す課題の提出状況も考慮する