量子力学第一   Quantum Mechanics I

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担当教員
今村 洋介 
使用教室
金3-4(H101)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5039
シラバス更新日
2011年9月26日
講義資料更新日
2011年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

I 量子力学の基礎、主に1次元の運動の量子論的取り扱いについて学ぶ。
II 1.シュレディンガー方程式 2.量子力学の基本仮定と確率解釈 3.物理量と演算子
4. 箱型ポテンシャルによる束縛状態 5.ポテンシャルによる反射と透過
6. ブラケットによる表記法 7.調和振動子

講義の目的

1.量子力学第一では主に1次元の運動をする粒子を扱います。
2.量子力学第一は量子力学の基礎付けを行うところです。量子力学の基本的な概念や考え方をマスターすることをもっとも大きな目標とします。

講義計画

1.シュレーディンガー方程式
2.量子力学の基本的仮定と確率解釈
3.物理量と演算子
4.箱型ポテンシャルによる束縛状態
5.ポテンシャルによる反射と透過
6.ブラケットによる表記法
7.調和振動子

教科書・参考書等

教科書:なし
参考書:「量子力学1,2」ランダウ=リフシッツ著(東京図書)、「量子力学(I)(II)」小出昭一郎著(裳華房)、など。

関連科目・履修の条件等

なし。

成績評価

試験とレポートによって評価する。

担当教員の一言

量子力学は現代の我々の生活を支える重要な学問です。量子力学が扱うミクロの世界は日常的に目にする世界とは異なる法則に支配されており、簡単に理解できるものではありませんが、その分、新たな知識を得ることによる感動は大きいと思います。これまでに学んできた古典力学とは異なる枠組みを1から学ぶことになるので、初めのうちは全体像が掴めず戸惑うこともあるでしょうが、忍耐強く学習することが重要です。量子力学第一では今後の基礎となる基本的な事柄を学ぶので、しっかり身につけるようにしてください。

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