電磁気学第一   Electromagnetism I

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担当教員
南 不二雄 
使用教室
木3-4(W933)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5035
シラバス更新日
2011年3月31日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

本講義では,ベクトル解析を用いて電磁気学をより体系的に学習することを目的とする。
具体的には以下の3点を主たる内容とする予定である。

1:電磁場の基礎方程式
2::静電磁気学,境界値問題
3:電磁波

講義の目的

1年生で学習した電磁気学を、ベクトル解析を用いてより体系化することにより、
その理論の本質的構造を理解することを目指す。

講義計画

1.電磁場の基礎方程式
2.静電磁気現象
3.電流による磁場
4.電磁誘導
5.電磁波

教科書・参考書等

<標準的な本 >
川村 清著 「電磁気学」岩波書店(岩波基礎物理シリーズ)
 中村 哲・須藤彰三著 「電磁気学」 朝倉書店 (現代物理学[基礎シリーズ])
<より意欲のある人>
J.D.Jackson Classical Electrodynamics 3rd Edition Wiley

関連科目・履修の条件等

なし

成績評価

Maxwell方程式からベクトル解析の手法を用いて電磁気現象の解明できるようになることを、要求する。
特に電磁波の諸性質を導出できること、時間変動する電場磁場について理解が要求される。
期末試験の結果を重視する。

担当教員の一言

講義では、電磁場の基礎方程式が, どのような構造をしていて、どのように電磁気現象をあらわしているかを理解する。
具体的な電磁気現象の問題を解くには、数学的素養が必要であり、その部分は演習を通じて学んでほしい。

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