- 担当教員
- 安藤 恒也
- 使用教室
- 水3-4(H136)
- 単位数
- 講義：2 演習：0 実験：0
- 講義コード
- 5217
- シラバス更新日
- 2010年3月22日
- 講義資料更新日
- 2010年3月22日
- 学期
- 前期 / 推奨学期：7
講義概要
I 基礎固体物理第一の後を受けて，固体物理学ないしは物性物理学の基礎をなすいくつかの分野，すなわち磁性，超伝導，輸送現象などについての基礎的な理解を深めることを目的とする。
II 1.磁性，2.超伝導，3.輸送現象
講義の目的
基礎固体物理学第一の後を受けて、固体物理学ないしは物性物理学の基礎をなすいくつかの分野、すなわち磁性、相転移、超伝導、輸送現象などについての基礎的な理解を深めることを目的とする。
講義計画
I. 物質の磁性
磁気モーメント
原子およびイオンの反磁性
不完全殻をもつ原子の常磁性
金属の弱磁性
強磁性の局在スピン模型
交換相互作用
s-d, s-f 相互作用
金属電子の強磁性
II. 輸送現象
ドルーデ模型
ボルツマン方程式
電気伝導率
緩和時間
ホール効果と磁気抵抗
III. 超伝導現象
抵抗の消失と永久電流
マイスナー効果
第1種及び第2種超伝導体
磁束の量子化
ジョセフソン効果
同位元素効果
電子間有効相互作用とクーパーの不安定性
教科書・参考書等
教科書は用いない。ホームページで公開する講義ノートによる。
関連科目・履修の条件等
量子力学 I、電磁気学、熱・統計力学 I を履修していることが好ましい。
成績評価
レポート、出席、試験により評価する。
担当教員の一言
積極的に授業に参加し、質問することを期待しています。
