化学物理第二   Chemical Physics II

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担当教員
金森 英人 
使用教室
火3-4(S521)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5207
シラバス更新日
2010年9月27日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

I 気体、液体として存在するさまざまな物質の性質とその変化を、物質を構成する分子に基づいて理解することを目指す。
II 気体分子運動論、分子間力、気体反応、活性複合体論、酵素、群論

講義の目的

化学物理は、気体、液体、固体として存在するさまざまな物質の性質とその変化を、物質を構成する分子の性質に基づいて理解しようとする、幅の広い学問である。本講義は化学物理第一を引き継ぐもので、分子運動と分子間力、化学平衡について考えた後、化学反応を量子力学的な視点から取り扱う。

講義計画

Ⅰ 2原子分子から多原子分子へ
 1.分子の対称性
 2.点群
 3.群論に基づく電子状態・振動状態の分類
 4.分子と光の相互作用
 5.アンモニア分子の反転運動

Ⅱ 相互作用する分子
 6.分子間相互作用
 7.ファンデルワールス方程式と超臨界
 8.ミクロの視点での液相と固相
 9.衝突と化学反応
 10.ポテンシャル曲面上の化学反応ダイナミクス

教科書・参考書等

プリントを配布。参考書としては
 アトキンス「化学物理」上・下 (東京化学同人)

成績評価

期末試験とレポート

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