化学物理第一   Chemical Physics I

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担当教員
松下 道雄 
使用教室
金3-4(H111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5206
シラバス更新日
2010年4月1日
講義資料更新日
2010年3月22日
学期
前期  /  推奨学期:5

講義概要

I 分子の化学結合及び,分子と光の相互作用を量子力学に基づいて理解する。
II 1. 多電子系原子 2. 2原子分子の結合 3. 分子の振動・回転の量子状態 4.光の吸収と発光
 5. 分子の光励起と緩和過程

講義の目的

電子と核子を構成要素とする原子や分子の振舞いは、量子力学によって記述される。
電子と原子核という荷電粒子の集合として分子が存在し(化学結合の形成)、
ある特定の周波数の電磁波と強く相互作用すること(光の吸収・放出)を理解する。

講義計画

1.原子構造
  多電子原子の電子状態
2.化学結合
  二原子分子の形成
3.分子の原子核の運動
  振動と回転の量子状態と核スピンの量子統計
4.分子と光の相互作用
  光の吸収、誘導放出と自然放出
5.レーザー
  レーザーの原理と実際

教科書・参考書等

プリントを配布。
参考書としてはP. F. Bernath, “Spectra of Atoms and Molecules” 2 ed. (Oxford, 2005), P. Atkins and J. De Paula, "Physical Chemistry" 9rev ed. (Oxford, 2009).

関連科目・履修の条件等

量子力学第一に引き続き、量子力学第二と平行して履修することが望ましい。
分子の化学的性質については後期開講の化学物理第二で扱う。

成績評価

期末試験とレポート。

担当教員の一言

原子・分子の微視的な理解の歴史は、量子力学の誕生と深く関わっています。分子の化学結合と光との相互作用を量子力学に基づいて理解した後、こうした知識の成果の一つであるレーザーについても触れる予定です。

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