I 解析力学についての理解を深め,その修得を助けるため,具体的問題の演習を行い計算力をつける。
II 解析力学の講義に関連して,問題解答の練習その他を行う。
複数のクラスが開講されるので,シラバス等で内容を確認のこと。
解析力学で講義される内容のうち,最も基本的な事項及び地球惑星科学への応用性が高い事項に関し
演習問題を解く。その結果,「解析力学」的な視点を手に入れ応用できるようになることを目標とする。
直交座標と極座標
一般化座標とラグランジュ運動方程式
保存量
ラグランジュ運動方程式と束縛条件
加速度系における運動方程式
剛体の運動
微小振動
変分原理
ハミルトン正準方程式
正準変換
ハミルトン・ヤコビ方程式
講談社基礎物理学シリーズ5「解析力学」伊藤克司著(講談社)
ランダウ=リフシッツ理論物理学教程「力学」ランダウ・リフシッツ著,広重徹・水戸巌訳(東京図書)
解析力学の講義と同時に履修することが望ましい。
小テストおよび期末テストによる評価
この演習クラスは地球惑星科学への進学者を対象としている。
総合科学である地球惑星科学を学び研究する上で幅広い一般教養が必要である。
一般教養の一つとして解析力学の基礎を習得し使いこなせるようになる ことを目標とする。