現代物理学序論第二   Introduction to Modern Physics II

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担当教員
久世 正弘  金森 英人 
使用教室
火5-6(W641)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5056
シラバス更新日
2010年9月24日
講義資料更新日
2010年9月20日
学期
後期  /  推奨学期:4

講義概要

I.現代物理学序論第一に引き続き、現代物理学の基礎概念となっている「対称性」及びUnification」の基礎を
 解説する。
II.
 1.素粒子、原子核、宇宙物理の分野の進展および最前線の問題について、1講義ごとのトピックス形式で
   解説する。
 2.光・電子・原子・分子・物質について現代物理学観点から解説する。

講義の目的

現代物理学は、素粒子・原子核・原子・分子のミクロの世界から宇宙の構造に至るスケールの大きな研究分野である。本講義ではそれらの各論に入る前に知っておくべき自然の摂理や背景に潜む原理について解説する。後半は、現代物理学を研究していく上で、鍵となる基本事項について各論的に説明する。研究分野の発端から現在の最先端研究との関連までを説き、実験物理学の重要性を認識してもらう。

講義計画

Ⅰ.現代物理学の基礎概念
 a.物理学における対称性と群論
 b.物理学のおける統一の試み

Ⅱ.現代基礎物理学各論
 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理の分野からピックアップし、基礎的事項から最先端研究での問題点まで各論的に紹介する。

Ⅲ.現代物性物理学各論
 a.光
 b.電子
 c.原子・分子
 d.物質

教科書・参考書等

授業中に指示する。必要に応じプリントも配布する。

関連科目・履修の条件等

並行して開講されている量子力学、統計物理学も深い関係があるのでよく勉強してください。

成績評価

出席、質疑応答、レポート、期末試験等により評価する。

担当教員の一言

質問を歓迎します。実験物理の面白さ、重要性を学んでほしい。

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