宇宙物理学概論   Introductory Astrophysics

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担当教員
垣本 史雄  寺澤 敏夫  寺澤 敏夫 
使用教室
木5-6(H111)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5222
シラバス更新日
2009年10月5日
講義資料更新日
2009年9月28日
学期
後期  /  推奨学期:6,8

講義概要

宇宙に関する知見は,観測の大規模化や最先端の技術の応用により,日々拡大更新されている。本講義では,まず,宇宙物理学に関する基礎事項および天体現象における素過程について解説する。つぎに,宇宙物理学,特に高エネルギー宇宙物理学における最先端の成果を紹介する。

講義の目的

宇宙は、人類にとって最も魅力的な知的対象である。その探求は、太陽や月から始まり、惑星、恒星へと広がり、さらに、天の川銀河を飛び越え、宇宙の果てまで及んできた。本講義では、まず現代宇宙物理学における観測的手段の基礎を概観しつつ、いくつかの重要な観測事実について述べる。最後に宇宙現象を理解するのに必要な理論的枠組みについて講述する。

講義計画

前半(垣本担当):
宇宙物理を学ぶ上での基本事項(単位、黒体輻射など)
宇宙現象に係る相互作用(含検出器の原理)
恒星の進化と超新星爆発
高エネルギー天文学の最近の話題から
後半(寺沢担当):
宇宙の多波長観測: 電波からガンマ線まで
電波でみた宇宙:  銀河電波、中性子星、宇宙背景放射の発見など
ビッグバン宇宙論入門

教科書・参考書等

教科書は用いない。必要な資料は配付する。
<参考書>
岡村定矩『天文学への招待』[朝倉書店]
尾崎洋二『宇宙科学入門』[東京大学出版会]
江里口良治『宇宙の科学』[東京大学出版会]
高原文朗『宇宙物理学』[朝倉書店]
桜井邦朋他『高エネルギー宇宙物理学』[朝倉書店]
天文学会100周年記念事業「シリーズ現代の天文学」全17巻[日本評論社]など

関連科目・履修の条件等

量子力学,熱力学,相対論を修得していることが望ましい。

成績評価

レポートと期末試験により評価する。

担当教員の一言

宇宙に対する漠然とした興味ではなく,物理的対象としての宇宙の姿を理解してほしい。

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