物理学実験第二   Experiments in Physics II

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担当教員
久世 正弘  山本 直紀  谷城 康眞  小川 佳宏  片岡 淳  宮地 義之  溝口 麻雄  野村 竜司  佐藤 義輝  石塚 正基  金子 真一  内田 誠  藤芳 暁  田中 崇之 
使用教室
月5-8  火5-8  
単位数
講義:0  演習:0  実験:4
講義コード
5213
シラバス更新日
2008年10月1日
講義資料更新日
2008年10月1日
学期
後期  /  推奨学期:-

講義概要

I 物理学実験第一に引き続き,物理学科の全学生を対象とする。物理実験の総合的な考え方・測定法・データ解析法を学ぶ。
  これは本格的な研究実験の準備となるものである。
II メスバウア効果,コンプトン散乱と電子陽電子対消滅,プラスチックシンチレータと高速パルス処理,イオン・トラップ,
  核磁気共鳴,結晶によるX線回折,ホール効果・量子ホール効果,色素レーザー,時間分解発光,赤外スペクトル,
  強誘電体とパソコン実験,高温超伝導,超流動・超音波,ヴァンデグラフ加速器と恒星内元素変換などの実験テーマが準備されている。
  学生はこれらのうち5課題について実験を行う。毎週二日,午後に行う。

講義の目的

物理学実験第一に引き続き、物理学科の学生全員を対象とする。実験の計画・実行・データの解析・結果の考察の方法について
具体的に学ぶ。物理実験の原理と方法を総合的に理解する。これらは本格的な研究のための実験の準備となる。

講義計画

以下の題目が準備されている。学生はこれらの中から数題目について実験を行なう。毎週2日間、午後に行なう。
1. メスバウアー効果
2. コンプトン散乱と電子陽電子消滅
3. プラスチックシンチレータと高速パルス処理
4. イオントラップ
5. 核磁気共鳴
6. 結晶によるX線回折
7. ホール効果 ・量子ホール効果
8. 色素レーザー
9. 時間分解発光
10. 赤外スペクトル
11. 強誘電体 ・コンピュータ実験
12. 高温超伝導
13. 超流動・超音波
14. アルファ線
15. ヴァンデグラフ加速器と恒星内元素変換

教科書・参考書等

物理学科発行のテキストを使用する。他に応じて参考書を用いることもある。

関連科目・履修の条件等

物理学課程の5学期までの講義、演習、および物理学実験を履修していることが望ましい。

成績評価

実験(説明会を含む)への出席、ディスカッションおよびレポートにより評価する。

担当教員の一言

学期の初めに行なわれる説明会の時に与えられる種々の注意をよく守って行なうこと。
実験当日までに十分に予習しておくことが最も大切である。
レポート提出を遅れずに行なうこと。様々な実験装置が準備されているので、十分に活用してもらいたい。

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