数学特別講義D第二   Lecture on Advanced Mathematics D II

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担当教員
永幡 幸生 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5178
シラバス更新日
2015年10月5日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

 

講義の目的

確率論の中でも分かりやすく、応用例も多いマルコフ連鎖に関して基礎的な話か
ら講義を行います。マルコフ連鎖の話題の中でも特に
(1)平均再帰時間に関して(ランダムナイトの問題)
(2)スペクトルギャップに関して(時間が許せば統計物理学に関する問題への応用に向けて)
を取り上げて講義します。

講義計画

(1)マルコフ連鎖に関して、線形代数との関係について
(2)平均再帰時間に関して
(3)スペクトルギャップに関して

教科書・参考書等

•ルベーグ積分から確率論 志賀徳造 共立出版
•測度と確率 小谷真一 岩波書店

関連科目・履修の条件等

確率論の基礎知識は必要としません。
線形代数、特に固有値、固有ベクトルに関する知識は必要とします。

成績評価

講義内容に関連する問題に関するレポートや出席状況などにより総合的に評価する。

担当教員の一言

少ない基礎知識でも分かるような講義にしますが、微積分、線形代数の知識は必要です。

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