講義の題目: A型アフィンヘッケ環とループ量子群の表現論
この講義ではアフィンヘッケ環、アフィンループ代数などの表現の圏がアフィン最高ウェイト圏と呼ばれる構造を持つことと、
それがそれらの代数系とその表現の幾何学構成とどのように結びついているかをもっとも基本的なA型の場合に限って
説明する予定である。
1. アフィン最高ウェイト圏の定義とその基本的性質
2. A型アフィンヘッケ環、A型アフィンループ代数のアフィン最高ウェイト圏構造とスプリンガー表現
3. 上の代数系の最高ウェイト圏構造と幾何学的構成との関係(予定)
Chriss-Ginzburg ”Representation Theory and Complex Geometry”, Birkhaeuser
特になし。
成績は出席点とレポートにより評価する。
分からないことはとりあえず質問してください。