整数論第二   Number Theory II

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担当教員
黒川 信重 
使用教室
月3-4(H137)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5156
シラバス更新日
2015年10月5日
講義資料更新日
2015年9月16日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

 

講義の目的

整数論の基礎になるゼータ関数論の周辺を講義する。

講義計画

 1.基本的ゼータ関数
 2.ゼータ関数の歴史
 3.合同ゼータ関数
 4.セルバーグゼータ関数
 5.ラマヌジャン予想とゼータ関数
 6.多重フルビッツゼータ関数
 7.多重ガンマ関数
 8.多重三角関数
 9.絶対保型形式
10.絶対ゼータ関数

教科書・参考書等

教科書は指定しないが、参考書としては、次の3冊をあげておきたい。
1)黒川信重『現代三角関数論』岩波書店、2013年。
2)黒川信重『ガロア理論と表現論:ゼータ関数への出発』日本評論社、2014年。
3)黒川信重・栗原将人・斎藤毅『数論Ⅱ』岩波書店、2005年。

関連科目・履修の条件等

代数学の基礎や複素関数論を仮定する。

成績評価

授業中に出題するテーマについてのレポートによる。

担当教員の一言

ゼータ関数は整数論の基礎ですが、数学の広い範囲にわたっても考えられているテーマです。ぜひ、たくさんのゼータ関数に親しんでください。

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