ベクトル解析を講義する.
「解析学演習A第二」ではこの授業に対応した演習を行う.
下記、「関連科目・履修の条件等」の項目を参照すること.
1.ベクトル,多重積分等の復習
2.線積分
3.グリーンの定理と応用
4.曲面のパラメータ表示,接空間など
5.面積分
6.ストークスの定理と応用
7.ガウスの定理と応用
8.グリーンの公式とポアッソン方程式
9.微分形式
(講義の内容や順序は状況に応じて変更することがありうる.)
教科書は指定しない.
参考書として次を挙げておく:
清水勇二:「基礎と応用 ベクトル解析」(サイエンス社)
スピヴァック:「多変数の解析学」(東京図書)
杉浦光夫:「解析入門 II」(東京大学出版会)
「解析学演習A第二」を併せて学習申告すること.
併せて申告しない場合は申告不許可とする.
ただし,「解析学演習A第二」の単位を修得済みの再履修生はこの限りではない.
また,「微分積分学第一」、「同第二」、「線形代数学第一」、「同第二」、「解析概論第一」は
履修済みであることを前提とする.
成績は中間試験,期末試験,レポート,「解析学演習A第二」の状況等により総合的
に評価する.
解析学と幾何学との間を自由に往来するための基礎訓練です.