数学特別講義I第二   Lecture on Advanced Mathematics I II

文字サイズ 

担当教員
福井 敏純 
使用教室
集中講義等   
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5186
シラバス更新日
2014年9月26日
講義資料更新日
2014年9月18日
学期
後期  /  推奨学期:8

講義概要

 

講義の目的

特異点論から見た微分幾何学、特に曲面論を眺めるのが目的である。

講義計画

関数のD_4 特異点の幾何と3次元ユークリッド空間内の曲面の
臍点の幾何の類似は、トムによって指摘され、Porteous により
距離2乗関数の特異点と曲面論の概念の関連として認識された。
講義ではまずこの事実を紹介する。ついで、関数の特異点の判定法
とその曲面論への応用をお話ししたい。接触の概念もお話しする
予定である。時間があれば、2次2項微分方程式の特異点の取り扱い
方を述べ、曲率線・漸近線の特異点型の判定や、特異曲面への拡張等も
お話ししたい。

教科書・参考書等

特に指定しない。

関連科目・履修の条件等

曲線と曲面についての基礎知識があるとよい。

成績評価

レポートによる。

担当教員の一言

特異点論はいろんな数学に交錯します。特異点論のアイデアと
微分幾何学の関連を楽しんでください。

このページのトップへ