解析概論第一   Advanced Calculus I

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担当教員
柳田 英二 
使用教室
金3-4(W531)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5007
シラバス更新日
2013年4月17日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

解析学の基礎的事項について,できるだけ数学的に厳密に解説する。

講義の目的

解析学の基礎的事項について,できるだけ数学的に厳密に解説する。

講義計画

1:実数
 実数の集合... 上限,下限,連続性
 数列と級数... 極限,部分列,集積点
 ワイエルストラスの定理,上極限,下極限
 コーシー列
2:一変数関数
 極限と連続性... 中間値の定理,最大値と最小値の存在
 一様連続性
 微分可能性... 平均値の定理,高階微分,テイラーの定理
 関数列... 一様収束,コーシーの条件
 極限関数... 連続性,微積分と極限の交換
 関数項級数... べき級数,収束半径,項別微積分
3:多変数関数の微分
 極限と連続性
 偏微分... 方向微分,全微分
 陰関数定理
 極値

教科書・参考書等

教科書は特に指定しないが,参考書として以下の本をあげておく。

小池茂昭:微分積分(数学書房)
小林昭七:微分積分読本(裳華房)
小平邦彦:解析入門 I, II (岩波書店)

関連科目・履修の条件等

「解析学演習A第一」を併せて学習申告すること。
併せて申告しない場合は申告不許可とする。
ただし,再履修生および数学科以外の学生はこの限りではない。

成績評価

成績は中間試験と期末試験等(場合によってはレポート)によって総合的に評価する。

担当教員の一言

講義と演習を通じ,解析学の基礎について習熟することを目標とする。

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