線形空間論   Advanced Linear Algebra

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担当教員
水本 信一郎 
使用教室
月3-4(H135)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5005
シラバス更新日
2013年4月10日
講義資料更新日
2013年3月21日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

線形代数学第一および第二Bの内容を数学科向けに復習する.
行列の実例計算等の基本は習得済みと仮定し,主に
抽象ベクトル空間とそれらの間の線形写像の理論を
多くの実例を通して説明する.証明の方法を身に着けることと,
線形代数を種々の応用問題に使えるようにすることが
目標である.習ったことを真に体得できるように,
講義時間中に基本的な問題の演習を合わせておこなう.

講義の目的

線形代数学第一および第二Bの内容を数学科向けに復習する.
行列の実例計算等の基本は習得済みと仮定し,主に
抽象ベクトル空間とそれらの間の線形写像の理論を
多くの実例を通して説明する.証明の方法を身に着けることと,
線形代数を種々の応用問題に使えるようにすることが
目標である.習ったことを真に体得できるように,
講義時間中に基本的な問題の演習を合わせておこなう.

講義計画

1.ベクトル空間,部分空間,線形包.
2.基底と次元.
3.和空間,直和.
4.線形写像,同型写像.
5.表現行列と可換図式.
6.不変部分空間,固有空間.
7.双対空間,商空間

教科書・参考書等

齋藤正彦「線型代数入門」(東京大学出版会)
を教科書とするが,使用の仕方は参考書程度である.
他の本を参照しながら勉強してもよい.

関連科目・履修の条件等

線形代数学第一および第二Bの内容を既知とする.

成績評価

中間試験と期末試験により評価する.

担当教員の一言

毎回復習してすべてを理解してから次の講義に出席するようにして下さい.
講義で扱った証明は,空(そら)でできるくらいまで
覚えてしまうのが望ましいです.

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