解析概論第一 a   Advanced Calculus I

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担当教員
柳田 英二 
使用教室
金5-6(H135)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5007
シラバス更新日
2012年5月13日
講義資料更新日
2012年5月13日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

 

講義の目的

解析学の基礎事項、特に多変数関数の性質について解説する。

講義計画

1:実数とユークリッド空間
 実数論
 ノルムと内積
 完備性,コンパクト性,連結性
2:多変数関数の連続性
 極限と連続性
 連続関数の性質
3:多変数関数の微分
 微分可能性
 高階微分
 合成関数の微分
 テイラーの定理
4:陰関数定理とその応用
 陰関数定理
 極値
5:多変数関数の積分
 直方体上の積分
 有界集合上の積分
 累次積分
 広義積分

教科書・参考書等

教科書は特に指定しないが,参考書として以下の本をあげておく。

小林昭七:続微分積分読本ー多変数ー (裳華房)
小平邦彦:解析入門 I, II (岩波書店)
杉浦光夫:解析入門 I, II (東京大学出版会)

関連科目・履修の条件等

1年次の微分積分学、線形代数を履修していることを前提とする。

成績評価

成績は中間試験と期末試験によって評価する。

担当教員の一言

微分積分学を、現代的な観点から再構成する。
特にこの講義では、多変数関数の微積分とその応用について解説する。

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