代数学概論第一   Introduction to Algebra I

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担当教員
三町 勝久 
使用教室
木5-6(H137)  
単位数
講義:2  演習:0  実験:0
講義コード
5003
シラバス更新日
2011年5月9日
講義資料更新日
2011年3月23日
学期
前期  /  推奨学期:3

講義概要

代数学の基礎事項について説明する。群環体の初歩を勉強する。

講義の目的

代数学の基礎事項について説明する。群環体の初歩を勉強する。

講義計画

群の定義から始まり、部分群、正規部分群、剰余群、準同型写像、同型写像、準同型定理、環とそのイデアル、体などについて解説する。

教科書・参考書等

<参考書>
  三宅敏恒:入門代数学,培風館
  永尾汎  :代数学,朝倉書店

  が,今回の授業の流れに沿った参考書であるが,

  堀田良之:代数入門-環と加群-,裳華房
  Herstein: Topics in algebra, John Wiley & Sons

  などにも眼を通して欲しい.

関連科目・履修の条件等

代数学概論第二へと続く。さらに、代数学第一、第二で扱われるガロア理論において重要な役割を果たす。

成績評価

期末試験等により評価する。

担当教員の一言

群は数学の基礎をなす概念で、代数学だけでなく、幾何学の基本群等いたるところに登場します。また、物理学や化学の分野等でも、対称性の表れとして幅広く活用されます。ぜひ、群に親しんでください。
また環や体は群とはまた違った方向へ発展していきます。

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