代数学の基礎事項について説明する。群環体の初歩を勉強する。
代数学の基礎事項について説明する。群環体の初歩を勉強する。
群の定義から始まり、部分群、正規部分群、剰余群、準同型写像、同型写像、準同型定理、環とそのイデアル、体などについて解説する。
<参考書>
三宅敏恒:入門代数学,培風館
永尾汎 :代数学,朝倉書店
が,今回の授業の流れに沿った参考書であるが,
堀田良之:代数入門-環と加群-,裳華房
Herstein: Topics in algebra, John Wiley & Sons
などにも眼を通して欲しい.
代数学概論第二へと続く。さらに、代数学第一、第二で扱われるガロア理論において重要な役割を果たす。
期末試験等により評価する。
群は数学の基礎をなす概念で、代数学だけでなく、幾何学の基本群等いたるところに登場します。また、物理学や化学の分野等でも、対称性の表れとして幅広く活用されます。ぜひ、群に親しんでください。
また環や体は群とはまた違った方向へ発展していきます。