線形代数学第一および第二に引き続き,より進んだ線形空間の理論について解説する。前半ではジョルダン標準形の理論,後半では多重線形代数(テンソル積,外積代数等)を扱う。
線形代数学第一および第二Bに引続き,より進んだ線形空間の理論について解説する
第1部.ジョルダン標準形
1-1 復習:直和と表現行列
1-2 最小多項式と固有空間
1-3 広義固有空間
1-4 Jordan 標準形
第2部.多重線形代数入門
2-1 復習:同値関係と同値類
2-2 商空間
2-3 テンソル積・行列のクロネッカー積
教科書は使用しない
参考書:第一部に関しては「斎藤正彦:線型代数入門、東大出版会」。
線形代数学第一および第二Bを正しく理解していることを前提として講義する。
毎時間行う小テスト、中間テスト、期末テストの結果を合計して評価する。
できるだけ具体的な計算に基づいた形で説明します。
講義の内容をきちんと復習し理解した上で小テストに臨んでください。