総合科目Bは,2,3,4年次生を対象(主として3年次推奨)としており,授業形態によって次の3種類がある。
(1) 文系教員と理工系教員が共同して開講するもの。
(2) 複数の文系教員が共同して開講するもの。
(3) 文系教員が単独で開講するもの。
総合科目Bを構成する各クラスは,授業担当教員の専門分野に応じて,たとえば総合科目B(材料の今までとこれから),総合科目B(文学を科学する)などの名称がつけられている。上記のクラスはすべて,前期もしくは後期の半年で完結する2単位の科目である。総合科目Bは,2,3,4年次に履修できるが,同一の名称をもつクラスを2度以上履修することはできない。
各クラスの授業担当教員,テーマ,内容については,「教授細目(シラバス)」を参照されたい。
電子工学、機械工学、生命工学、材料工学などの固有技術がどのように商品やサービスに結びつき、事業や産業を形成していくのかを明らかにし、そのプロセスを効果的に管理していく学問が技術経営学(Management of Technology)である。本講義では技術経営に関する経営戦略、技術戦略、経営者リーダーシップ、知的財産マネジメント、情報マネジメント、金融工学などについて初心者でも理解できるように平易にそれらの考え方、方法論を解説する。また各講義では実際の事例を紹介する。本講義の受講対象者は学部3年生とする。
1. 企業経営と技術経営(MOT)
2. 技術経営のコンセプトと体系
3. イノベーション戦略
4. 経営者のリーダーシップ
5. 知的財産マネジメント
6. 情報マネジメント
7. 情報セキュリティ
8. 金融工学
以上の各項目について1~2回程度の講義を行う。
各講義で提示する。
特になし。3年生を対象。
2回程度のレポート提出。