微生物から高等動・植物に至るまでの細胞を対象として,細胞の構造と機能,機能発現の調節機構,生物細胞間における普遍性と特異性について学び,有用物質生産および特定機能発現を目的とした細胞の育種に関する基礎的事項ならびに応用のあり方を修得する。
微生物から高等動・植物に至るまでの細胞を対象として、細胞の構造と機能、機能発現の調節機構、生物細胞間における普遍性と特異性について学び、有用物質生産および特定機能発現を目的とした細胞の育種に関する基礎的事項ならびに応用のあり方を修得する。
1. 微生物: 分類、細胞の構造、伝統的発酵産業
2. 培養: 増殖相、回分培養、流加培養、連続培養
3. 育種: 変異処理、接合、形質転換、形質導入
4. 遺伝子工学: プラスミド、クローニング、PCR、タンパク質生産
5. 代謝工学: 代謝制御、リプレッション、サプレッション、律速反応
6. カビ、酵母
7. 動物細胞: 細胞の構造、細胞の分離、培養
8. 遺伝子導入
9. 細胞融合、ハイブリドーマ、モノクローナル抗体
10. トランスジェニックアニマル、クローンアニマル
11. 遺伝子治療
12. 植物細胞工学
教科書:「細胞工学」永井和夫、大森斉著(講談社)
参考書等
参考書:「微生物工学」永井和夫他著(講談社)
学期末試験の成績による